-
到来する女たち 石牟礼道子・中村きい子・森崎和江の思想文学
¥2,640
渡邊英理 不揃いなままで「わたし」が「わたしたち」になる──。 1958年に創刊された雑誌『サークル村』に集った石牟礼道子、中村きい子、森崎和江が聞書きなどの手法で切り拓いた新たな地平を、『中上健次論』が話題を呼んだ著者が「思想文学」の視点で読み解く。 (出版元HPより)
-
ペンと剣 増補新版
¥2,530
エドワード・W・サイード 著 デーヴィッド・バーサミアン 聞き手 中野真紀子 訳 パレスチナの闘う知識人・サイードの入門書を復刊。和解と共生をあきらめない思想をわかりやすい言葉で伝える名インタビュー集。 (出版元HPより)
-
さよなら、男社会
¥1,540
尹 雄大 僕らはいい加減、都合のいい妄想から目を覚まさなければならない。 圧倒的な非対称を生きる僕らは、どうしてその事実に気づけないのか。 真に女性と、他者とつながるために、乗り越えねばならない「男性性」の正体とは何か。 50歳となった著者が、自らの体験を出発点に「いかにして男はマッチョになるのか」「どうすれば男性性を脱ぎ去ることができるのか」を問う。 ——これまでにない男性をめぐる当事者研究! (出版元HPより)
-
受け継ぎたい歴史的町並み・珠玉の建物
¥2,750
上野 邦一 著 どんな地域、どんな場所でも「文化遺産を大事にする町づくり」を目指す取り組みがなされることを願って― 本書は「奈良県下の文化遺産を紹介する記事を書いて貰えないか」という要請にこたえ、奈良民報社が刊行する『奈良民報』に連載した記事をまとめたものです。 1章は、奈良県下の建物・町並み。2章は「べトナムの文化遺産」と題して連載した記事。3章は、連載中に紹介した東南アジアの町並み・建物。4章は、連載中にコメント的に書き綴った記事です。 本書に取り上げた建物を見学したい場合、所有者にお問い合わせの上、迷惑にならぬよう御配慮ください。 (出版元HPより)
-
フィールドワークのちから 「いまここ」を抜け出す人類学
¥1,980
奥野 克巳 ここが世界のすべてじゃない。 人類学は、外の世界の〝入口〟を開いてくれる。 ──答えは「わたし」の外側にある。 フィールドでの出会いが、あなたの〝常識〟をゆさぶり、世界の見え方を根本から変えていく。 発想がゆさぶられ、視点がひっくり返り、価値観がほどけていく。 フィールドワークは、あなたの“当たり前”をぶっ飛ばす最強の武器。新しいアイディアや価値観に出会う、人類学入門。
-
わたしたちの世界を変える方法 アクティビズム入門
¥1,793
中村眞大 編著 身近で体験した疑問や不条理を、どのようにして政治的な問いに変え、どのようにして具体的なアクションを起こせるのだろう? 先輩たちの活動から学ぶ新しい政治活動の手引書。 「それ、おかしくない?」と思ったら……。 社会を変えるため、声をあげることをもっと当たり前にしたい! 平均年齢19歳(執筆時)の著者たちが伝えたいことを知る。 「環境・平和・民主主義・ジェンダー・グローバル化・人権・校則・若者の貧困と孤独」 さまざまな社会課題に取り組む若手アクティビスト22人による、 同世代や次世代のための、今までにまったくなかった新しい本。
-
一枚の切符 あるハンセン病者のいのちの綴り方
¥2,860
著 崔南龍 ハンセン病患者の強制収容、隔離、撲滅政策が始まって百年。「国家によって、生きる価値がないとされた者がなぜ無理して生きているかと問われれば、そこに抵抗があるからだ」。「いま、百年の間、いえなかったことをいいのこしておかねばならない」 太平洋戦争直前に瀬戸内海の国立療養所邑久(おく)光明園に収容され、いまもそこで暮らす在日韓国人二世の魂と生活の記録。 収容時に歩かされたのは消毒液まみれの黒い道だったが、譲られた「一枚の切符」で家に帰りながらまた療養所に戻ったのは自ら選んだ道だった。この切符をともしびとして暗闇を生きぬき、書きつづけてきた癩(らい)の語り部が、視力を失ったいまもなお、瀬戸内海の孤島から現代社会へと投げかける人生の光芒。 国民年金からの排除、隔離法廷、指紋押なつ、胎児標本問題などで独自の立場をつらぬき、病と民族による二重の差別と闘ってきた記録であると同時に、療養所の歴史的な実態と生活を詳細に語りのこす貴重な証言でもある。
-
音楽と政治 ポスト3・11クロニクル
¥3,080
宮入恭平 著 3・11は音楽と政治の関係を変えた 1960年代のカウンターカルチャー以後、ポピュラー音楽と政治的言説の関係は常に問題となってきた。しかし、3・11はその関係を変化させ、これまでとは異なる近接性を呼び込んだのではないか。本書では、サウンドデモや愛国ソングなど、東日本大震災以後に起きた音楽をめぐる数々の出来事をたどり直し、多様な社会学的枠組みを使い、この問いに迫っていく。震災、原発事故、東京オリンピック、新型コロナ、そしてウクライナ戦争と、未曾有の事態が次々と押し寄せるなか、音楽はどんな姿を見せたのか。
-
〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす 正義の反対は別の正義か
¥2,420
朱喜哲 著 正義は暴走しないし、人それぞれでもない──。 アメリカ大統領選挙から、日本の「道徳」の授業まで、現代において「正義」や「公正」といった「正しいことば」はどのように使われているかを検討。 ジョン・ロールズ、リチャード・ローティ、アイザイア・バーリン、ジュディス・シュクラー、アイリス・マリオン・ヤング、スタンリー・カヴェルなどの議論を参照しながら、「正しいことば」の使いこなし方をプラグマティズム言語哲学から探る。 「正しさ」とはなにかを考えるうえで、わたしたち自身の〝ことばづかい〞を通して「正しいことば」をとらえなおす画期的論考。
-
新版 歴史のための弁明 歴史家の仕事
¥1,540
マルク・ブロック 著 松村剛 訳 色褪せぬ永遠の名著 歴史は何の役に立つのか。素朴な問いを起点に歴史家の仕事(メチエ)を説いた、アナール派創設者の遺著にして二十世紀の古典。解説 池上俊一
-
終わらぬ歴史 ホロコースト
¥4,840
著者 ダン・ストーン 訳者 大山晶 解説 武井彩佳 ホロコーストを重要史実と位置づけ記憶の継承をめざす「ホロコースト意識」は、段階的に発展してきた。戦後数十年間の無関心、1980年代から活性化した教育、90年代に爆発的に高まった関心。今ではホロコーストがテーマの小説や映画が毎年のように作られている。しかしそれは陳腐化(工場での大量生産のような虐殺というイメージ、アウシュヴィッツとの同一視、生存者の感動物語)や悪用(ホロコースト否定論、ヒトラー礼賛)にも結びついた。 関心の高まりだけでなくその反動にも目を向け、ホロコースト意識を歴史研究の成果に接続することが必要だ。本書はこうした問題意識にヒストリオグラフィー(歴史学の歴史)の世界的研究者が応えたものであり、領域横断的な最新研究を統合してホロコーストを描き直している。 ホロコーストは本当のところ、どうして起きたのか。私たちはなぜそれを矮小化してしまうのか。ヨーロッパ各国の協力は、実際どのくらいの規模だったのか。ホロコーストに教訓はあるのか。 ホロコーストの歴史は収容所の解放で終わらない。ナチ礼賛の極右が台頭し、「ヒトラーは良いこともした」と言われ、ユダヤ人国家がガザでの虐殺を非難される現在と、それは連続している。「ヒトラーは否定されたのではなく、打ち負かされたのだ」。終戦時に放たれたこの言葉が、今ほど深刻に響く時はない。 (出版元HPより)
-
アンネ・フランクはひとりじゃなかった アムステルダムの小さな広場 1933-1945
¥4,620
著者 リアン・フェルフーフェン 訳者 水島治郎 訳者 佐藤弘幸 ヒトラーが政権を掌握した1933年、アンネの母親エーディトは、母国ドイツからアムステルダムに家探しにやってきた。物語はここから始まる。 ドイツは1940年にオランダを占領、そしてフランク一家が隠れ家に消えるのはその2年後だ。しかし潜伏までの約8年間、アンネは家の前のメルウェーデ広場を親友たちと「少女ギャング」よろしく闊歩し、小さな子供たちの世話をやき、隣人たちと豊かな時間を過ごしていた。 一方、アンネの親友たちとその家族はどうなったか。外国に脱出する一家もあったが、大半は拘束され、収容所に送られた。 著者は、この広場でかつてくり広げられたユダヤ人住民の日常、祭り、迫害、密告、抵抗の一部始終を、元住民へのインタビューや史料の渉猟から再現する。大きな歴史を反映した、小さなコミュニティの物語だ。 (出版元HPより)
-
失われた子どもたち 第二次世界大戦後のヨーロッパの家族再建
¥6,600
著者 タラ・ザーラ 監訳 三時眞貴子 監訳 北村陽子 訳者 岩下誠 訳者 江口布由子 第二次世界大戦によって、ヨーロッパでは前例のないほど多くの家族が引き裂かれた。ナチ帝国の崩壊後、何百万人もの人びとが、愛する家族を探して大陸をさまようことになる。他方で、この惨状を前にして、避難民の子どもたちの生を再建しようと努力した人びとも大勢いた。 国連諸機関と人道主義組織による「失われた子どもたち」の救済活動は、いわば、個人主義、普遍主義、そして国際主義に彩られた新時代の幕開けの宣言となった。その象徴が「子どもの最善の利益」というスローガンだった。 しかし著者ザーラは、多様な人びとの証言などを含む膨大な一次史料をもとに、彼らが子どもの最善の利益を、結局は国民主義的な観点から定義し、その枠組みで子どもと家族を処遇したことを実証してゆく。
-
令和ファシズム論 ——極端へと逃走するこの国で
¥2,200
井手英策 著 肯定的未来への道を切りひらく入魂の書! 生活苦にあえぎ、不安を抱える私たち。極端な主張で人々を煽り立てる〈身近な指導者〉たち。最後の防波堤としての〈ラディカルな中庸〉を提唱した希望の書! 令和の日本社会をおおう〈ぼんやりとした不安〉。その輪郭を描き出すべく、 「ファシズム前夜」を経験した、かつての日本とドイツに光を当て、 両国がファシズムに屈した背景を、財政史という観点から分析。 そこで得た基準をもちいて、現代日本の危機的状況を浮かび上がらせていく。 多くの人が生活不安をかかえるなか、「人気取り」の政策案が打ち出され、 「極端」な議論を展開する〈小さな権威主義〉が力を得ていく──。 居場所を追われる「自由と民主主義」をまもるための立脚点を探求し、 肯定的未来への道を切りひらく渾身の書! (出版元HPより)
-
台湾書店百年の物語ー書店から見える台湾
¥2,420
編著 台湾独立書店文化協会 訳者 フォルモサ書院(郭雅暉・永井一広) 書店と社会は相互に影響し合いながら変化していく。一九〇〇年代から二〇〇〇年代まで。各年代の代表的な書店から描く台湾文化の百年史。 「現在のわたしたちにとって、将来どのような書店が出現するかを予想するのは難しいことだろう。しかし今まで存在していた、あるいは今でも存在している書店を歴史的な観点から眺めることで、書店、特に実店舗の書店が社会にどのような影響を与えているのか、私たちも読者も更に詳しく知ることができるはずだ。 そして書店、特に独立書店は本の販売以外に、この社会にどんなものを創造できるのかについても!」(本文より) (出版元HPより)
-
移民都市
¥5,280
レス バック 著 シャムサー シンハ 著 有元 健 訳 挽地 康彦 訳 栢木 清吾 訳 多文化都市ロンドン、 揺らぎ続ける移民たちの生 排外主義が渦巻くこの時代、ロンドンの移民青年たち30人と継続的に対話を重ね、その苦悩や格闘の軌跡をつぶさに辿る。グローバルな移動を生み出したポストコロニアルの歴史、厳しい国境管理、そして個々人の生におけるコンヴィヴィアリティ――理論と対話の現場を往還しながら、『耳を傾ける技術』の著者がかれらとともに創り上げた、協働的で革新的な「都市の民族誌(アーバン・エスノグラフィー)」の誕生。 (出版元HPより)
-
出口 中絶のための1200kmの旅
¥2,750
B.キャロット 著 川野夏実 著 〈自分の体を自分で決められない〉国から抜け出すため、姉妹は車を走らせた。 【あらすじ】 ポーランドで小学校教諭をしているマグダは、望まぬ妊娠をしてしまう。しかし中絶が厳しく制限されているこの国では、誰かに相談することすら難しく、彼女は孤独の中で中絶方法を探し始める。 ネット掲示板を頼りに支援団体と連絡を取り始めるが、中絶薬はなかなか届かない。タイムリミットが迫るなか、ついにオランダの支援団体に頼ることを決意したマグダは、唯一の理解者である姉・オリビアと共に、1200kmの旅に出るのだった——。 (出版元HPより)
-
すべての雑貨
¥2,200
SOLD OUT
三品輝起 「世界がじわじわと雑貨化している気がする。これは豊かになって物の種類が増えたから、ってだけじゃない。それまでは雑貨とみなされてなかった物が、つぎつぎと雑貨に鞍がえしているせいなのだ」 雑貨について考えれば、いまの消費社会が克明に見えてくる。西荻窪の雑貨屋「FALL」店主が書き下ろした、消費文化論的雑貨考。
-
歴史学は世界を変えることができるか
¥2,640
著 松沢裕作 不条理なこの世界を変えたいと願うとき、歴史学には役割がある。ラディカルな態度に貫かれた、抑圧と解放をめぐる思索の軌跡。 「抑圧からの解放に向ける関心が私の研究を駆動してきた」。歴史学は、この日常、そして不条理なこの世界と地続きだ。だから、世界を変えたいと願うとき、歴史学には役割がある。抑圧の構造を読み解き、人びとの解放への夢を想起すること。そして、それらを開かれた言葉にすること。ラディカルな態度に貫かれた思索の軌跡。 (出版元HPより)
-
哲学者たちの<ほんとう>の仕事
¥2,200
SOLD OUT
ナシム・エル・カブリ 著 野村真依子 訳 キケロもアーレントもデカルトも霞を食って生きていたわけじゃない―― 哲学者たちのもう一つのアイデンティティ 本を読んで考えにふけるだけで、毎日の生活費が自動的に入ってくるなんてことは起きない。著名な哲学者たちも、今を生きるわたしたちのように、生活のために「仕事」をしてきた。 眼鏡を磨くスピノザ、嫌々ながら市長をつとめたモンテーニュ、工場労働で思索を深めたヴェイユ……。古代から現代まで40名の哲学者をとりあげ、生活の糧を得ていたもう一つの職業をひも解いていく。 労働は想像力の源にも、知的活動の妨げにもなる。職業人生に光を当てる、唯一無二の哲学入門。
-
学校では教えてくれないシェイクスピア
¥2,090
著 北村紗衣 16世紀末から現代までをタイムトラベル! 舞台芸術史研究者で不真面目な批評家・北村紗衣×男子高校生の5日間の講義録。 シェイクスピアに興味のなかった高校生たちが、「読むのが面白くなってきました」「シェイクスピアに近づけた気がする」と。そう感じた理由は? シェイクスピアと友達になれる6つのポイント (出版元HPより)
-
語り聞かせたい 日本の昔ばなし 人と人とのにんまりする話
¥2,970
SOLD OUT
小澤 俊夫 監修 小澤昔ばなし研究所 編 小澤昔ばなし大学再話研究会 再話 おろかに見えた人がじつはかしこかった? 失敗が成功に転じ、怠け者が大活躍……? 人生、何が幸いするかわからない。「三年寝坊太郎」など有名なものから隠れた傑作まで100話を「おろか者とかしこい者」「怠け者とはたらき者の話」などのテーマ別に収録。語りを聞いた子どもの目が輝き、元気と勇気が湧いてくる。 (出版元HPより)
-
革命 その本質と歴史的展開
¥2,530
ジャック・A・ゴールドストーン 著 岩坂 将充 訳 「正義」追求のゆくえ 歴史上、さまざまな大規模政治変動を引き起こしてきた「革命」──。それは、何によって引き起こされ、どのようなプロセスを経て、そして何をもたらすのだろうか。 (出版元HPより)
-
剝き出しの帝国
¥3,850
カィンディ・アンドリューズ 著 荒木 和華子 訳 渡辺 賢一郎 訳 上林 朋広 訳 苧野 亮介 訳 ジェノサイド、奴隷制、植民地主義は、西洋を築いた礎石であった。これらの負の遺産は白人至上主義を通じて富と不平等を形成し、なおも新植民地主義を推し進めている。現代の帝国をグローバルな視座から問い直す根源的な試み。 (出版元HPより)
