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アンネ・フランクはひとりじゃなかった アムステルダムの小さな広場 1933-1945
¥4,620
著者 リアン・フェルフーフェン 訳者 水島治郎 訳者 佐藤弘幸 ヒトラーが政権を掌握した1933年、アンネの母親エーディトは、母国ドイツからアムステルダムに家探しにやってきた。物語はここから始まる。 ドイツは1940年にオランダを占領、そしてフランク一家が隠れ家に消えるのはその2年後だ。しかし潜伏までの約8年間、アンネは家の前のメルウェーデ広場を親友たちと「少女ギャング」よろしく闊歩し、小さな子供たちの世話をやき、隣人たちと豊かな時間を過ごしていた。 一方、アンネの親友たちとその家族はどうなったか。外国に脱出する一家もあったが、大半は拘束され、収容所に送られた。 著者は、この広場でかつてくり広げられたユダヤ人住民の日常、祭り、迫害、密告、抵抗の一部始終を、元住民へのインタビューや史料の渉猟から再現する。大きな歴史を反映した、小さなコミュニティの物語だ。 (出版元HPより)
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井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法
¥1,320
著: 井上 ひさし 絵: いわさき ちひろ 平和憲法の精神を表している「前文」と「第九条」を、 井上ひさしが子どもにも読める言葉に「翻訳」。 いわさきちひろの絵とともに、憲法の内容を、心で感じよう。 (出版元HPより)
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ぼそぼそ声のフェミニズム 増補新版
¥2,420
栗田隆子 「カッコ悪いフェミニストがここにいる」 「弱さ」と共にある、これからの思想のかたちを描き話題を呼んだ名著に、書き下ろし「新しい「ぼそぼそ」たちへ」を加えた、私たちのためのフェミニズム宣言書。 就活・婚活、非正規雇用、貧困、ハラスメント、#MeToo…… 現在の社会が見ないようにしてきた問題を、さらには、それと闘うはずのフェミニズム理論や社会運動からすらこぼれ落ちてきたものを拾い集めて、つぶやき続ける??〈私〉が、そして〈あなた〉が「なかったこと」にされないために。 「弱さ」と共にある、これからのフェミニズムのかたち。(版元HPより)
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人間の条件
¥2,640
著: ハンナ・アレント , 訳: 牧野 雅彦 本書が書かれてからすでに半世紀以上が過ぎ、科学と技術は当時では想像もできなかったほどの飛躍的な進化を遂げています。AIの登場によって「人間」とは誰なのかが不分明になりつつある現在、「人間の条件」を考えることの重要性と必要性がさらに増していることに異論はないでしょう。長らく待望された本書の新訳を、第一人者による正確にして平明な日本語でお届けできる時がついに訪れました。(出版元HPより)
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精読 アレント『全体主義の起源』
¥1,980
SOLD OUT
著: 牧野 雅彦 ハンナ・アレントの主著が『全体主義の起源』であることに異論はない。ところが、全三部から成るこの大著を愚直に読み、その構成や論の展開を跡づけた研究は今日に至るまで存在していない……。邦訳書が改訂を加えられたドイツ語版を底本とする中、本書は初版である英語版を順序どおりに精読する試みである。ナチズムとスターリニズムという20世紀がもたらした最大の謎にして災厄に取り組んだ大著の全容が、ついに明らかになる。(出版元HPより)
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自由民主主義とは何か
¥1,155
田中拓道 著 リベラルデモクラシーは生き残れるか? 選挙で代表を選び、法や議会の下、個人の自由や多様性を尊重する自由民主主義。いま大きく揺らぐ思想の系譜を辿り、困難に直面する世界の見取り図を手に入れる。(出版元HPより)
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ヒトラー、権力までの180日
¥3,850
SOLD OUT
ティモシー・W・ライバック 著 山田美明 訳 トラーはなぜ「合法的」に権力を掌握できたのか? 世界の運命を決めた半年を克明に描く! 本書は、アドルフ・ヒトラーがドイツ首相に任命されるまでの約半年間(ナチスが議会で第一党になった1932年7月末~ヒトラーが首相になった1933年1月末)の緊迫した政治プロセスを、当事者の日記やその時々の新聞記事を使って精密に描き出した歴史ノンフィクションです。(出版元HPより)
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すべては歌からはじまる
¥2,530
松尾 潔 歌うように政治を語る。SNSと街で声を上げる音楽プロデューサーの、音楽と人生が織りなす、ほろ苦く味わい深いメロウなエッセイ。(出版元HPより)
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『忘れられた日本人』をひらく
¥1,760
畑中章宏/若林恵 不世出の民俗学者・宮本常一の主著のひとつであり、いまなお愛され読み継がれる『忘れられた日本人』。そこに描かれた日本人の姿を、ノスタルジアに陥ることなく、グローバリズムとナショナリズムとが錯綜する21世紀の世界のなかにいかに価値づけ、その可能性をひらくことができるのか。民俗学者の畑中章宏さんと若林恵がデヴィッド・グレーバーや鶴見俊輔、ジョン・デューイなどを補助線にしながら、民俗学の名著から「民主主義の日本的起源」を探ります。 (出版元HPより)
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こちら日本中学生新聞
¥1,980
川中 だいじ 著 14歳、記者。現場に立つ――注目の中学生記者が、民主主義を問い続ける、かつてないルポルタージュ。畠山理仁さん、奈良美智さん推薦。(出版元HPより)
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自分とか、ないから。 教養としての東洋哲学
¥1,650
SOLD OUT
しんめいP 「人生でやりたいことってなんだろう?」 「本当の自分ってなんだろう?」 その答えは東洋哲学にあった!? (出版元HPより)
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それでも人生にイエスと言う
¥1,870
SOLD OUT
著者 ヴィクトール・E・フランクル 著 山田 邦男 訳 松田 美佳 訳 全世界に衝撃を与えた『夜と霧』の著者がその体験と思索を踏まえてすべての悩める人に「人生を肯定する」ことを訴えた感動の講演集。
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到来する女たち 石牟礼道子・中村きい子・森崎和江の思想文学
¥2,640
渡邊英理 不揃いなままで「わたし」が「わたしたち」になる──。 1958年に創刊された雑誌『サークル村』に集った石牟礼道子、中村きい子、森崎和江が聞書きなどの手法で切り拓いた新たな地平を、『中上健次論』が話題を呼んだ著者が「思想文学」の視点で読み解く。 (出版元HPより)
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ペンと剣 増補新版
¥2,530
エドワード・W・サイード 著 デーヴィッド・バーサミアン 聞き手 中野真紀子 訳 パレスチナの闘う知識人・サイードの入門書を復刊。和解と共生をあきらめない思想をわかりやすい言葉で伝える名インタビュー集。 (出版元HPより)
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さよなら、男社会
¥1,540
SOLD OUT
尹 雄大 僕らはいい加減、都合のいい妄想から目を覚まさなければならない。 圧倒的な非対称を生きる僕らは、どうしてその事実に気づけないのか。 真に女性と、他者とつながるために、乗り越えねばならない「男性性」の正体とは何か。 50歳となった著者が、自らの体験を出発点に「いかにして男はマッチョになるのか」「どうすれば男性性を脱ぎ去ることができるのか」を問う。 ——これまでにない男性をめぐる当事者研究! (出版元HPより)
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受け継ぎたい歴史的町並み・珠玉の建物
¥2,750
上野 邦一 著 どんな地域、どんな場所でも「文化遺産を大事にする町づくり」を目指す取り組みがなされることを願って― 本書は「奈良県下の文化遺産を紹介する記事を書いて貰えないか」という要請にこたえ、奈良民報社が刊行する『奈良民報』に連載した記事をまとめたものです。 1章は、奈良県下の建物・町並み。2章は「べトナムの文化遺産」と題して連載した記事。3章は、連載中に紹介した東南アジアの町並み・建物。4章は、連載中にコメント的に書き綴った記事です。 本書に取り上げた建物を見学したい場合、所有者にお問い合わせの上、迷惑にならぬよう御配慮ください。 (出版元HPより)
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フィールドワークのちから 「いまここ」を抜け出す人類学
¥1,980
奥野 克巳 ここが世界のすべてじゃない。 人類学は、外の世界の〝入口〟を開いてくれる。 ──答えは「わたし」の外側にある。 フィールドでの出会いが、あなたの〝常識〟をゆさぶり、世界の見え方を根本から変えていく。 発想がゆさぶられ、視点がひっくり返り、価値観がほどけていく。 フィールドワークは、あなたの“当たり前”をぶっ飛ばす最強の武器。新しいアイディアや価値観に出会う、人類学入門。
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わたしたちの世界を変える方法 アクティビズム入門
¥1,793
中村眞大 編著 身近で体験した疑問や不条理を、どのようにして政治的な問いに変え、どのようにして具体的なアクションを起こせるのだろう? 先輩たちの活動から学ぶ新しい政治活動の手引書。 「それ、おかしくない?」と思ったら……。 社会を変えるため、声をあげることをもっと当たり前にしたい! 平均年齢19歳(執筆時)の著者たちが伝えたいことを知る。 「環境・平和・民主主義・ジェンダー・グローバル化・人権・校則・若者の貧困と孤独」 さまざまな社会課題に取り組む若手アクティビスト22人による、 同世代や次世代のための、今までにまったくなかった新しい本。
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一枚の切符 あるハンセン病者のいのちの綴り方
¥2,860
著 崔南龍 ハンセン病患者の強制収容、隔離、撲滅政策が始まって百年。「国家によって、生きる価値がないとされた者がなぜ無理して生きているかと問われれば、そこに抵抗があるからだ」。「いま、百年の間、いえなかったことをいいのこしておかねばならない」 太平洋戦争直前に瀬戸内海の国立療養所邑久(おく)光明園に収容され、いまもそこで暮らす在日韓国人二世の魂と生活の記録。 収容時に歩かされたのは消毒液まみれの黒い道だったが、譲られた「一枚の切符」で家に帰りながらまた療養所に戻ったのは自ら選んだ道だった。この切符をともしびとして暗闇を生きぬき、書きつづけてきた癩(らい)の語り部が、視力を失ったいまもなお、瀬戸内海の孤島から現代社会へと投げかける人生の光芒。 国民年金からの排除、隔離法廷、指紋押なつ、胎児標本問題などで独自の立場をつらぬき、病と民族による二重の差別と闘ってきた記録であると同時に、療養所の歴史的な実態と生活を詳細に語りのこす貴重な証言でもある。
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音楽と政治 ポスト3・11クロニクル
¥3,080
宮入恭平 著 3・11は音楽と政治の関係を変えた 1960年代のカウンターカルチャー以後、ポピュラー音楽と政治的言説の関係は常に問題となってきた。しかし、3・11はその関係を変化させ、これまでとは異なる近接性を呼び込んだのではないか。本書では、サウンドデモや愛国ソングなど、東日本大震災以後に起きた音楽をめぐる数々の出来事をたどり直し、多様な社会学的枠組みを使い、この問いに迫っていく。震災、原発事故、東京オリンピック、新型コロナ、そしてウクライナ戦争と、未曾有の事態が次々と押し寄せるなか、音楽はどんな姿を見せたのか。
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〈公正(フェアネス)〉を乗りこなす 正義の反対は別の正義か
¥2,420
朱喜哲 著 正義は暴走しないし、人それぞれでもない──。 アメリカ大統領選挙から、日本の「道徳」の授業まで、現代において「正義」や「公正」といった「正しいことば」はどのように使われているかを検討。 ジョン・ロールズ、リチャード・ローティ、アイザイア・バーリン、ジュディス・シュクラー、アイリス・マリオン・ヤング、スタンリー・カヴェルなどの議論を参照しながら、「正しいことば」の使いこなし方をプラグマティズム言語哲学から探る。 「正しさ」とはなにかを考えるうえで、わたしたち自身の〝ことばづかい〞を通して「正しいことば」をとらえなおす画期的論考。
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新版 歴史のための弁明 歴史家の仕事
¥1,540
マルク・ブロック 著 松村剛 訳 色褪せぬ永遠の名著 歴史は何の役に立つのか。素朴な問いを起点に歴史家の仕事(メチエ)を説いた、アナール派創設者の遺著にして二十世紀の古典。解説 池上俊一
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終わらぬ歴史 ホロコースト
¥4,840
著者 ダン・ストーン 訳者 大山晶 解説 武井彩佳 ホロコーストを重要史実と位置づけ記憶の継承をめざす「ホロコースト意識」は、段階的に発展してきた。戦後数十年間の無関心、1980年代から活性化した教育、90年代に爆発的に高まった関心。今ではホロコーストがテーマの小説や映画が毎年のように作られている。しかしそれは陳腐化(工場での大量生産のような虐殺というイメージ、アウシュヴィッツとの同一視、生存者の感動物語)や悪用(ホロコースト否定論、ヒトラー礼賛)にも結びついた。 関心の高まりだけでなくその反動にも目を向け、ホロコースト意識を歴史研究の成果に接続することが必要だ。本書はこうした問題意識にヒストリオグラフィー(歴史学の歴史)の世界的研究者が応えたものであり、領域横断的な最新研究を統合してホロコーストを描き直している。 ホロコーストは本当のところ、どうして起きたのか。私たちはなぜそれを矮小化してしまうのか。ヨーロッパ各国の協力は、実際どのくらいの規模だったのか。ホロコーストに教訓はあるのか。 ホロコーストの歴史は収容所の解放で終わらない。ナチ礼賛の極右が台頭し、「ヒトラーは良いこともした」と言われ、ユダヤ人国家がガザでの虐殺を非難される現在と、それは連続している。「ヒトラーは否定されたのではなく、打ち負かされたのだ」。終戦時に放たれたこの言葉が、今ほど深刻に響く時はない。 (出版元HPより)
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失われた子どもたち 第二次世界大戦後のヨーロッパの家族再建
¥6,600
著者 タラ・ザーラ 監訳 三時眞貴子 監訳 北村陽子 訳者 岩下誠 訳者 江口布由子 第二次世界大戦によって、ヨーロッパでは前例のないほど多くの家族が引き裂かれた。ナチ帝国の崩壊後、何百万人もの人びとが、愛する家族を探して大陸をさまようことになる。他方で、この惨状を前にして、避難民の子どもたちの生を再建しようと努力した人びとも大勢いた。 国連諸機関と人道主義組織による「失われた子どもたち」の救済活動は、いわば、個人主義、普遍主義、そして国際主義に彩られた新時代の幕開けの宣言となった。その象徴が「子どもの最善の利益」というスローガンだった。 しかし著者ザーラは、多様な人びとの証言などを含む膨大な一次史料をもとに、彼らが子どもの最善の利益を、結局は国民主義的な観点から定義し、その枠組みで子どもと家族を処遇したことを実証してゆく。
