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What's Next? 終わりなき未踏への挑戦
¥1,980
著 平出和也 カメット南東壁、シスパーレ北東壁、ラカポシ南壁と、世界のトップクライマーたちが高く評価した登攀を成功させ、山岳カメラマンとして一流の映像を残し続ける平出和也。 その成功の背景には親しい岳友との出会いと別れがあり、死と隣り合わせの生還劇があった。 生涯の目標として掲げたさらなる挑戦を前に、これまでのクライミング人生を振り返る。 主要な登攀記録にはルート図のほかに、挿入されているQRコードをスマートフォンで読み込めば、本文とリンクした映像を見ることができる。 リアルな登攀映像と併せて読むことで、アルパインクライミングの真髄に触れることのできる1冊。 「山と渓谷社HPより」
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とりあえずやってみる技術
¥1,650
著 堀田秀吾 現代人の誰もが抱えるであろう「やったほうがいいのに、なぜか動けない」という悩み。その正体は、やる気や意志の弱さではなく、脳と心のしくみ、そして時代背景にあることがわかりました。本書では、心理学・脳科学・社会学などの知見をベースに、世界各国の論文や研究を引用しながら、「行動したい心」と「動きたくない脳」の構造を解き明かし、誰もが“最初の一歩”を踏み出すための具体的な術をお伝えします。 「総合法令出版HPより」
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昔日の客
¥2,420
著 関口良雄 「私は常々こう思っているんです。古本屋という職業は、一冊の本に込められた作家、詩人の魂を扱う仕事なんだって」 かつて東京大森にあった古書店「山王書房」の主人が残した、一冊の随筆集。 古本と文学を愛するすべての人へ。 装丁 櫻井久 「夏葉社HPより」
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心の鎧の下ろし方
¥2,090
著 三砂ちづる 24年の教師生活を終え、竹富島に移住した著者。 人生の機微を深いまなざしで見つめ続ける、珠玉のエッセイ集。 闇など誰にでもある。 あなたはどこにでも行ける。 一人ひとりのうちには、言葉が眠り、思いが秘められ、魂が息づいている。それらがよりよき形で、その人のうちに立ち現れ、周囲の人との交わりを可能にしていくために、おそらく、生まれてから身につけてきた心の鎧、ともいうべきものを少しずつ下ろしていく必要があるのではないか。――本文より 「ミシマ社HPより」
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じゃむパンの日
¥1,980
著 赤染晶子 時を超えて。生まれ育った京都へのおもい。こぼれだす笑い。 『乙女の密告』で芥川賞を受賞。 2017年に早逝した著者によるエッセイ55 篇。 岸本佐知子との「交換日記」併録。 「palmbooks HPより」
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京都で考えた
¥1,650
著 吉田篤弘 答えはいつもふたつある。 吉田篤弘が、京都の街を歩きながら 「本当にそうか?」と考えたこと。 ミシマ社創業十周年記念企画 この街で考えたことを、これまでに何冊かの本に書いてきた。ただ、それらのほとんどは小説だったので、物語のどの部分が京都で考えたことであるかは判らない。いまこうして書き始めたこの本は小説ではなく、京都で考えたことをありのままに書こうという本である。――本文より 「ミシマ社HPより」
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ゆるりと風に。ここは北欧 Just as I am
¥1,980
著 鍋島 綾 富山県出身・在住のアンティークバイヤー鍋島綾さんの初のエッセイ集。 日本とデンマーク・スウェーデンを行き来する著者は、現地で出会った人々と関わり合いながら、北欧での暮らしだけでなく、子育てや教育、福祉、政治など様々なトピックに向き合います。 「学校に行きたくない!」と反抗していた高校生の頃。アンティークを生業にするまでの挫折と失敗続きの20代。 そして、北欧暮らしの「余白」と自由に生きてゆくこと。 「桂書房HPより」
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登美さん つくる、つくろう、私の人生
¥2,420
著 松場登美 石見銀山の町、島根県大森町に暮らす松場登美さんは、「ブラハウス」「群言堂」のデザイナーとして小物や服だけでなく、地域の古民家再生や茅葺屋根の移築など、町の風景までつくってきた女性です。そんな登美さんのものづくりと空間づくりを、数々の広告写真で知られる町内在住の藤井 保氏が撮りおろし。大量生産・大量廃棄の時代にあって、自分の手でものをつくる、あるいはあるものをつくろう、その意味を問いかけた一冊です。
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思いどおりにいかない
¥1,000
作・絵 坂本千明 「著者HPより」 40代から50代にかけて経験した両親の介護や看取り、実家売買、飼い猫の闘病、自分や版画のことなど、全く思いどおりにいきませんな……な日々を展示やブログ、webのお仕事などで綴ってきた文章と、今回書き下ろしたものをまとめました。後ろをふり返りながら前向きにあきらめたような、我ながらなんとも陰気で鬱陶しい本となりましたが、私が本を作ろうとする時は大抵自分自身をひと区切りさせたいタイミングにあるようで、お陰様で完成した今私は勝手にスッキリとした気持ちでおります。(が、もし読んでくれようという方がいらしたら、それに付き合わせてしまい恐縮です。) 目次 ・まえがきと肩書き ・思いどおりにいかない ・組織について ・ラストラリー ・道行 ・夢の父 ・名前を知らない酒屋 ・あの家のはなし ・私のオーラ あとがきにかえて
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手仕事というもくろみ 暮らしを編み直す
¥2,200
著 吉田 慎司 伝統的な箒づくりを通じて世界との多様な接点を見いだし、生きることの手ざわりを現代社会に回復しようと試みる、注目のつくり手の論考。 【本書より】 道具は文化や歴史も背負っている。それらを理解し、解釈するには知識やリテラシーが必要なので、使う人々にも自然とそれらを求め、深める機能もあるように思う。歴史を知った上で鑑賞や批評ができる人は、理性と感性を持って物事を判断できるだろうし、究極的には世界にはびこる分断をも解消できると思う。自分自身でさえ、そんな万能なものがあるとは信じがたいところもあるのだけれど、それでも本気で信じている。だからこそ、工芸に夢を見ている。そして、手仕事に何ができるのか、何をしてきたのか、どこに向かっていくものなのか、ということをずっと考えてきた。(第3章「手仕事の見取図を描く」より)
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読む時間
¥2,970
著 アンドレ・ケルテス 訳 渡辺滋人 20世紀で最も重要な写真家の一人として知られるアンドレ・ケルテス。彼は何かに心を奪われ夢中になっている人々の姿をとらえることに関心をもっていたが、本書は、1915年から1970年まで世界のあちこちで彼が撮影した「読む」ことに心を奪われた人々の姿を集めたものである。きわめて個人的でありながら同時に普遍的でもある瞬間をとらえたこの写真集は、「読む」という孤独な行為のもつ力と喜びを見事に表現している。谷川俊太郎氏による「読むこと」という書き下ろしの詩を巻頭に。
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忘れないでおくこと 随筆集 あなたの暮らしを教えてください
¥2,090
豪華執筆陣で贈る珠玉の随筆集「あなたの暮らしを教えてください」は、『暮しの手帖』の本誌と別冊に寄せられた「暮らし」がテーマの随筆作品を選りすぐり、全4冊にまとめたシリーズです。 第2集は、日々の気付きにまつわるお話を集めています。当時の話題に触れて感じたこと、近所の猫やお店のこと、仕事や家事を通しての発見や、趣味や学びのなかで思うことなど、小さな日常をいつくしみたくなる一冊です。 「暮しの手帖社HPより」
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美味しいと懐かしい 随筆集 あなたの暮らしを教えてください
¥2,090
豪華執筆陣で贈る珠玉の随筆集「あなたの暮らしを教えてください」は、多彩な執筆陣の暮らしに出会えるアンソロジーです。 第4集は、料理や食にまつわるお話を集めています。 おふくろの味、郷土料理、自画自賛のレシピ、あの人と食べた忘れ難い一皿、今はもうないあの店のメニューや、旅先での新しい味、料理への心がけなど、食の喜びにあふれた一冊です。 「暮しの手帖社HPより」
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父と子の絆
¥1,980
著 島田潤一郎 ぼくは息子を腕に抱かせてもらい、 目の開いていないその子をじっと眺めた。 ようこそ。ようこそ。この世界へ。 「日曜日の昼に、生後七日目の赤ん坊がぼくの家にやってきた。 それから、人生がガラリと変わった」 ──ひとり出版社・夏葉社を吉祥寺で営み、 著作にもファンの多い島田潤一郎が、 幼きものに寄せるあたたかな眼差しと言葉たち。 「泣かないで。ちゃんとまわりを見て。こんにちはと言って。 ありがとうと言って。ぼくたちの心の中には願いしかない。」 ──本書「息子とサツマイモ」より
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うしろめたさの人類学
¥1,870
著 松村圭一郎 市場、国家、社会… 断絶した世界が、「つながり」を取り戻す。 その可能性を、「構築人類学」という新たな学問手法で追求。 強固な制度のなかにスキマをつくる力は、「うしろめたさ」にある! 「批判」ではなく「再構築」をすることで、新たな時代の可能性が生まれる。 京都大学総長・山極壽一氏推薦! 「ミシマ社HPより」 世の中どこかおかしい。なんだか窮屈だ。そう感じる人は多いと思う。でも、どうしたらなにかが変わるのか、どこから手をつけたらいいのか、さっぱりわからない。国家とか、市場とか、巨大なシステムを前に、ただ立ちつくすしかないのか。(略)この本では、ぼくらの生きる世界がどうやって成り立っているのか、その見取り図を描きながら、その「もやもや」に向き合ってみようと思う。 (はじめに より)
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くらしのアナキズム
¥1,980
著 松村圭一郎 国家は何のためにあるのか? ほんとうに必要なのか? 「国家なき社会」は絶望ではない。 希望と可能性を孕んでいる。 よりよく生きるきっかけとなる、〈問い〉と〈技法〉を人類学の視点からさぐる。 本書でとりあげる「人類学者によるアナキズム論」とは… ・国家がなくても無秩序にならない方法をとる ・常識だと思い込んでいることを、本当にそうなのか? と問い直す ・身の回りの問題を自分たちで解決するには何が必要かを考える アナキズム=無政府主義という捉え方を覆す、画期的論考! 「ミシマ社HPより」 この本で考える「アナキズム」は達成すべき目標ではない。むしろ、この無力で無能な国家のもとで、どのように自分たちの手で生活を立てなおし、下から「公共」をつくりなおしていくか。「くらし」と「アナキズム」を結びつけることは、その知恵を手にするための出発点だ。 (「はじめに」より)
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農とアナキズム 三原容子論集
¥2,640
著 三原容子 発行 アナキズム文献センター 発売 虹霓社 著者が公害や差別問題と向き合う中で出会った「アナキズム」と「農本主義」。その二つのキーワードを手掛かりに、人と人の関係(アナキズム)、人と自然との関係(農本主義)にこだわり続けてきた三原容子。「アナキズム」が大学の研究テーマとして歓迎されなかった80-90年代、女性の立場から差別と支配のない社会を目指して奮闘する過程で生まれた先駆的な論文は今こそ読み返されるべき内容といえる。 これまで単行本化されることのなかった多くの著作から選り抜き、解説として「21世紀に「農とアナキズム」を読み直す」(蔭木達也/近代日本研究)を付して書籍化した。 カバー絵は辻まこと。 発行はアナキズム文献センター、発売は虹霓社。
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増補版 敗北を抱きしめて 下
¥3,300
著 ジョン・ダワー 訳 三浦陽一,高杉忠明 敗戦後日本人の苦難の歩みを描いて、日本中に感動を巻き起こした名著の写真増補版。旧版の2.5倍以上に増補された貴重な写真は、著者みずからによって本文といっそう緊密に組み合わされ、敗北を抱きしめて立ち上がった民衆の類まれな経験を語り尽くす。ヴィジュアル史料と文字史料が織り成す陰影深い戦後史像の誕生。 「岩波書店HPより」
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増補版 敗北を抱きしめて 上
¥3,300
著 ジョン・ダワー 訳 三浦陽一,高杉忠明 敗戦後日本人の苦難の歩みを描いて、日本中に感動を巻き起こした名著の写真増補版。旧版の2.5倍以上に増補された貴重な写真は、著者みずからによって本文といっそう緊密に組み合わされ、敗北を抱きしめて立ち上がった民衆の類まれな経験を語り尽くす。ヴィジュアル史料と文字史料が織り成す陰影深い戦後史像の誕生。 「岩波書店HPより」
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本屋の周辺 III
¥1,100
著 松永弾正 旅をして、本屋に赴き、話を聞く。資料を探り、事実を整理し、書き残す。本屋の歴史を繋げていく。「そこに本屋があった記憶」を留める本屋訪問記。 神保町、長野、福島・相馬から鳥取、そして韓国へ。旅程とともに、文献調査の範囲も広がったシリーズ第三巻。 -訪問したお店- 十字屋書店(神保町) 新井大正堂書店(長野) 西沢書店大町店(福島) 書林堂(相馬) 広文堂書店(相馬) 丁子屋書店(相馬) 倉吉ブックセンター(倉吉) 定有堂書店(鳥取) [旅行記]二〇二四年韓国本屋行(ソウル・釜山) 「H.A.B HPより」
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本屋の周辺 II
¥990
著 松永弾正 旅をして、本屋に赴き、話を聞く。資料を探り、事実を整理し、書き残す。本屋の歴史を繋げていく。「そこに本屋があった記憶」を留める本屋訪問記。 シリーズ二冊目である本書は、札幌、山形、長野、松本、名古屋、京都、鹿児島に、松山・大街道にかつてあった本屋の来歴を調査した書き下ろしを加えた、全八店舗を収録。 -訪問したお店- 弘南堂書店(札幌) ブックスパーチ(鹿児島) 松信堂書店(松本) 其中堂(京都) 郁文堂書店(山形) 書肆朝陽館(長野) ちくさ正文館(千種) [資料調査]大街道の古本屋 松菊堂書店(松山) 「H.A.B HPより」
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本屋の周辺 I
¥990
著 松永弾正 旅をして、本屋に赴き、話を聞く。資料を探り、事実を整理し、書き残す。本屋の歴史を繋げていく。いずれ失われてしまうかもしれない遠い未来のために「そこに本屋があった記憶」を留める本屋訪問記。札幌・函館、松本、松山、熊本ほか、新進の書店から、創業一〇〇年を超える老舗古書店まで、全一八店舗を収録。 -訪問した書店- 高野書店(小田原) 雑貨と本 gururi(谷中) 三崎堂書店(三崎) 港文堂書店(横須賀) 愛媛堂書店(松山) 洲之内徹の古本屋(松山)*文献調査 古書リゼット(鹿児島) 天野屋書店(熊本) 古書汽水社(熊本) ポロポロ書店(宮崎) 大野書店(別府) 栄文堂書店(函館) 並樹書店(札幌) 書肆秋櫻舎(松本) 高美書店(松本) 有文堂書店(三崎町) 「H.A.B HPより」
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レコードと暮らし
¥2,200
著 田口史人 レコード、ソノシート、フォノカード、ラッカー盤。二三五枚の音盤に耳を傾けることで見えてくる、戦後の人々の気持ちと暮らし。「もの」とのつきあいかたを教え、糺してくれる、ほんとうのレコード案内。快著です。 (夏葉社HPより)
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未来の図書館のために
¥1,980
著 前川恒雄 この本は昨年4月にお亡くなりになった前川さんの遺稿集です。 前川恒雄さんは2020年の1965年に東京都の日野市において、 初代の日野市図書館長をつとめ、市民が求める本を提供する というその1点において、日本の図書館の性格を変えました。 それは一口にいえば、市民を教育・指導する図書館から、 市民の生活のそばにあり、市民とともに成長する図書館への 大きな転換であり、いまでは当り前とされる「リクエストサービス」も日野の図書館において、最初にはじまりました。 『未来の図書館のために』は前川さんの図書館にたいする考え方、 現在の図書館にたいする思い、そして『移動図書館ひまわり号』では書かれなかった、その後の前川さんの歩みを綴っています。 前川さんが最後に、読者、とくに図書館に携わるひとたちに伝えたかったことをまとめた1冊です。