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一枚の切符 あるハンセン病者のいのちの綴り方
¥2,860
著 崔南龍 ハンセン病患者の強制収容、隔離、撲滅政策が始まって百年。「国家によって、生きる価値がないとされた者がなぜ無理して生きているかと問われれば、そこに抵抗があるからだ」。「いま、百年の間、いえなかったことをいいのこしておかねばならない」 太平洋戦争直前に瀬戸内海の国立療養所邑久(おく)光明園に収容され、いまもそこで暮らす在日韓国人二世の魂と生活の記録。 収容時に歩かされたのは消毒液まみれの黒い道だったが、譲られた「一枚の切符」で家に帰りながらまた療養所に戻ったのは自ら選んだ道だった。この切符をともしびとして暗闇を生きぬき、書きつづけてきた癩(らい)の語り部が、視力を失ったいまもなお、瀬戸内海の孤島から現代社会へと投げかける人生の光芒。 国民年金からの排除、隔離法廷、指紋押なつ、胎児標本問題などで独自の立場をつらぬき、病と民族による二重の差別と闘ってきた記録であると同時に、療養所の歴史的な実態と生活を詳細に語りのこす貴重な証言でもある。
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出口 中絶のための1200kmの旅
¥2,750
B.キャロット 著 川野夏実 著 〈自分の体を自分で決められない〉国から抜け出すため、姉妹は車を走らせた。 【あらすじ】 ポーランドで小学校教諭をしているマグダは、望まぬ妊娠をしてしまう。しかし中絶が厳しく制限されているこの国では、誰かに相談することすら難しく、彼女は孤独の中で中絶方法を探し始める。 ネット掲示板を頼りに支援団体と連絡を取り始めるが、中絶薬はなかなか届かない。タイムリミットが迫るなか、ついにオランダの支援団体に頼ることを決意したマグダは、唯一の理解者である姉・オリビアと共に、1200kmの旅に出るのだった——。 (出版元HPより)
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境界線を曖昧にする-ケアとコミュニティの関係を耕す
¥2,420
SOLD OUT
著 糟谷明範 〈医療と患者、医療と地域のあいだにある壁や関係の偏りを解消するためには、医療や福祉の専門職がまず白衣等のユニフォームを脱ぎ、お互いがまちで暮らす一住民として出会うことからはじめる必要があるのでは?〉 〈医療や福祉の視点でまちを見ることと、まちからの視点で医療や福祉を見ることを日常的に行き来すれば、それぞれが抱える課題がもっとリアルに見えてくるのでは?〉 ――自ら打ち立てた仮説に基づき、「医療」と「暮らし」という2つの軸で事業を展開した10年の記録と思考。著者初の単著。 (出版元HPより)
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シューベルトの手当て
¥2,640
著 クレール・オペール 訳 鳥取絹子 傷ついた魂を癒やす、チェロの調べ、 介護にたずさわる人、認知症の家族をもつ人、 死を前に不安をかかえるすべての人に贈る感動の物語。 重度の自閉症患者、認知症の高齢者、終末医療を受ける患者のかたわらで、20年以上にわたってチェロを弾きつづけてきたフランス人チェリスト。 音楽がもたらす癒しと出会いの体験をつづった感動の物語。 「出版元HPより」
